初詣に行って来ました。

   

未(ひつじ)と申(さる)の守り本尊である仙台・柳町の大日如来に参拝して来ました。境内の羊を撫で一年の無事をお祈りしました。

仙台の大町・立町・肴町・南町・柳町・荒町の六ヶ町は伊達政宗公に従って、米沢から岩出山、仙台と移って来た町人町で、昔は御譜代町と称した。柳町は初め元柳町の地におかれ寛永の初めころここに移って今柳町と称した。
慶長六年正月政宗公の仙台城下都市計画にあたり町割りに使用した縄の一部をこの地に集めて焼き、灰を埋めた所に城下鎮護のため堂を建て、大日如来を安置したといい伝える。別当を柳生山教楽院と号し、京都醍醐の三寶院に属する当山派の山伏寺で元和の昔から連綿として栄え一朝時ある時は伊達家の間諜を任務とし、平常は教楽院丁と称するのは別当寺の名に因んだもので、別名大日横丁とも称する。
堂は柳町のお大日さんとして昔からひつじ、さる歳生まれの守本尊として市民に親しまれた。
大正八年三月二日南町の大火並びに昭和二十年七月九日の戦災に消失し、久しく仮堂であったが町内の努力によって昭和二十八年七月現在の堂を再建した。
(三原良吉氏による柳町大日堂の縁起) 【仙台リング 仙台の十二支守り本尊より転写】

 

初詣に行って来ました。」への1件のフィードバック

  1. Hitsuさん、明けましておめでとうございます!
    柳町の大日如来はよく前を通るのですが、そんな縁起があったのですね。とてもいい勉強になりました。ありがとうございます。今度、羊の頭をなでてこようと思います。今年もどうかよろしく!

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