小さい羊のシネマテーク

イタリア映画の名作を探求する会 ネオレアリズモ映画特集

12月17日(火)夜6時からは映画『ロベレ将軍』(1959年・132分・ロベルト・ロッセリーニ監督)を取り上げます。

『無防備都市』『戦火のかなた』のロベルト・ロッセリーニ監督が数年間の沈黙を破って作ったレジスタンスにまつわるドラマ。1943年、シチリアを占領されたイタリア政府は、連合軍に無条件降伏したが、北イタリアではナチス・ドイツが失脚したムッソリーニを首班に傀儡政権を打ちたて、戦争を続行していた。各都市で抵抗運動が起こるなか、ジェノバではファブリッツィオ率いるパルチザンのもとに北アフリカからレジスタンスの指導者ロベレ将軍が送りこまれようとしていた。同年のヴェネツィア国際映画祭において金獅子賞を受賞。ヴィットリオ・デ・シーカ監督が俳優で出演、熱演をみせている。

会場・問合せ 右岸の羊座 仙台市若林区南小泉4-1-11 ℡022(353)9071

参加費:800円(資料・軽食付き)

*午後6時からの開始になります。

小さい羊のシネマテーク

イタリア映画の名作を探求する会 ネオレアリズモ映画特集

12月3日(火)夜6時からは映画『ウンベルトD』(1951年・87分・ヴィットリオ・デ・シーカ監督)を取り上げます。

ネオレアリズモ映画、永遠普遍の名作。天涯孤独な老人と彼の愛犬が辿る苛酷な運命。非職業俳優とロケーション撮影を駆使して作り上げたデ・シーカを代表する一本。

*今回から開始時間を1時間早めて午後6時からの開始になります。

会場:右岸の羊座 仙台市若林区南小泉4-1-11 ℡022(353)9071

参加費:800円(資料・軽食付き)

小さい羊のシネマテーク

ヴィットリオ・デ・シーカ特集

11月12日夜7時より映画『ひまわり』を取り上げます。

マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンが主演した反戦映画の傑作。1970年公開。 引き裂かれた夫婦の行く末を悲哀たっぷりに描いた作品で、地平線にまで及ぶひまわり畑の美しさと、もの悲しさが圧巻。

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会場 右岸の羊座 仙台市若林区南小泉4-1-11 ℡022(353)9071

参加費 800円(資料・軽食付き)

小さい羊のシネマテーク

ヴィットリオ・デ・シーカ監督特集

10月29日(火)夜7時からは1953年の『終着駅』を取り上げます。これまでに社会的なテーマを追求してきたデ・シーカが、一転してハリウッドから2大スター、ジェニファー・ジョーンズとモンゴメリー・クリフトを招いて撮ったメロドラマの名作。ネオレアリズモの一つの転換期を示す作品である。

89分、イタリア・アメリカ合作、キネマ旬報ベストテン5位。

会場 右岸の羊座 仙台市若林区南小泉4-1-11 ℡022(353)9071

参加費800円(資料・軽食付き)

小さい羊のシネマテーク

ヴィットリオ・デ・シーカ監督特集

10月15日(火)夜7時からは、映画『ミラノの奇蹟』を取り上げます。1951年カンヌ国際映画祭においてグランプリを獲得した幻想的風刺劇。従来彼の協力者であったチェザーレ・ザヴァッティーニの原作『善人トト』から、デ・シーカ、ザヴァティニを中心にスーゾ・チェッキ・ダミーコ、マリオ・キアーリ、アドルフォ・フランチが協同でシナリオを書いている。撮影は、「揺れる大地」のG・R・アルド、音楽は「自転車泥棒」のアレッサンドロ・チコニーニの担当である。主演は「ローマの陽の下」のフランチェスコ・ゴリザーノ、舞台女優エンマ・グラマティカの他、ブルネラ・ボーヴォ、パオロ・ストッパ、グリエルモ・バルナーボで、多くは本映画のため特に起用された街の人々である。

会場 右岸の羊座 仙台市若林区南小泉4-1-11 ℡022(353)9071

参加費800円(資料・軽食付き)

小さい羊のシネマテーク

本日17日(火)午後7時より、ヴィットリオ・デ・シーカ監督特集。

映画『靴みがき』1946年・90分を取り上げます。

デ・シーカ監督、C・ザバッティーニ脚本による「自転車泥棒」に先立つ、戦後イタリアのどん底を力強く描いた作品。

会場:右岸の羊座 仙台市若林区南小泉4-1-11 ℡022-353-9071

参加費:800円(資料・軽食付)

ご参加下さい。

 

小さい羊のシネマテーク

明日9月3日・火曜日・夜7時から1945年『無防備都市』106分を取り上げます。

第二次大戦のローマ解放直後に、6ヶ月にわたって製作が続けられた。レジスタンス運動の指導者、抵抗運動を支持する神父、そして地下運動家の印刷工の悲惨な末路が、容赦なく映し出されていく。

会場:右岸の羊座 仙台市若林区南小泉4-1-11 ℡022-353-9071

参加費:800円(資料・軽食付)

ご参加下さい。

 

小さい羊のシネマテーク

ロベルト・ロッセリーニ監督特集

本日20日(火)夜7時からは、1947年・『ドイツ零年』を取り上げます。『無防備都市』『戦火のかなた』に続くロベルト・ロッセリーニの戦争3部作の完結編とも言うべき作品。舞台はイタリアからドイツ、それも廃墟ベルリンへと移る。オールロケであり、俳優は全員素人。ネオ・レアリズモの巨匠ロッセリーニのまなざしは、ますます冷徹に冴え渡る。

小さい羊のシネマテーク

ロベルト・ロッセリーニ監督特集

明日6日(火)午後7時からは、1946年・『戦火のかなた』を取り上げます。

1945年『無防備都市』に続く戦争3部作の衝撃の第二弾。それぞれが独立した全6話で構成。原題 PAISAとは、イタリア系アメリカ兵がイタリアで人々に呼びかけた言葉で「同郷の人」を意味する。ネオレアリズモの方法を世界中に知らしめた『戦火のかなた』は、スターシステムによるどのハリウッド映画とも違った存在である。ロッセリーニは撮影所を使おうとせず、職業俳優と無名の素人を区別せず、そして脚本は無視に近く、演出は即興で行われた。全6話は、独立した挿話であり十二分に衝撃のリアリティを享受できる。

小さい羊のシネマテーク

「小さい羊のシネマテーク―イタリアの名作を探求する会―」が復活します。

昨年からコツコツと続けてルキノ・ヴィスコンティ監督作品を全作品資料とともに鑑賞しましたが、今回はロベルト・ロッセリーニの代表作3作品を取り上げます。

皆さまご参加下さい!