生きつづけるロマンポルノ

製作費750万円、上映時間70分以内、撮影は最小限スタッフ編成、オールアフレコ、オールカラーで10日間、という一応の枠組みはあったものの、自由に撮れる場として多くの若き才能が開花、2本立て、3本立てを維持する量販体制から1971〜88年までの17年間で約1100本の作品群が誕生した「日活ロマンポルノ」。日活が創立100年を記念しての特別企画<生きつづけるロマンポルノ>特集上映が5月12日よりユーロスペスで始まった。厳選された32作品に加え、幻の初公開作『白昼の女狩り』(1984年、曽根中生監督、森下馨脚本)も登場。

日活創立100周年記念 特別企画「生きつづけるロマンポルノ」予告篇

曽根中生監督、20年ぶりに!(シネマトゥデイ) http://www.cinematoday.jp/page/N0042052

生きつづけるロマンポルノ」への2件のフィードバック

  1. 「生きつづけるロマンポルノ」は、全国で順次公開とのことですが、仙台でも上映される機会はあるのでしょうか?

  2.  日活ロマンポルノは私の青春でした。200本くらいは見ました。このユロスペの予告篇にあるように、現代を生きる若い女性たちにぜひ見てもらいたい作品群です。
     60年代のウィメンズリブを経てもなお、70年代の女性がいかに低く見られていたのか。そして宮下順子や谷ナオミ、田中真理(←ファンでした!)らが、いかにその偏見に体当たりしていったのかを。
     後期の山本奈津子主演作品などは、現代につながる金子修介監督らを育てたインキュベータだったと思います。最高!日活ロマンポルノ!

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