山形国際ドキュメンタリー映画祭2011 終了

-

先週閉幕した山形国際ドキュメンタリー映画祭2011のインターナショナル・コンペティション部門の大賞は、イスラエルのルーシー・シャツ、アディ・バラシュ両監督の『密告者とその家族』が選ばれた。

羊座の映画上映日には必ず来店して下さるKATZさんは、2001年の映画祭から山形に泊まり込んで、期間中1本でも多くの作品を鑑賞しようとしているお人です。自分の映画鑑賞は趣味の域を超えて道楽だとおっしゃっています。そんなKATZさんに今回の映画祭で鑑賞した作品の中から感想を寄せて頂きました。

・作品1 『大津波のあとに』(73分) 監督:森元修一

tsuchioto.jpg

冒頭の横にスクロールする長回しのショットが圧巻です。小学校の卒業式での先生のお話に涙があふれました。

・作品2 『アルマジロ』(101分) 監督:ヤヌス・メッツ

-

アフガニスタンの戦場に迫力あふれる映像で迫ります。ハリウッド製の戦争映画は、どこかプロパガンダ臭がしますが、このドキュメンタリーはそこから放たれた位置で戦争を捉えます。

・作品3 『イラン式料理本』(72分) 監督:モハマド・シルワーニ

-

6人(5人+1人)のイラン人女性が台所で料理する様子から、イラン文化、イラン社会が透けて見えます。世代間の違いが、変わりゆくイラン社会を写し出します。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111012-00000034-flix-movi

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です