今、あがた森魚から目が離せない・・・

2月22日(月)あがた森魚右岸の羊座ライブを開催しました。

今回のテーマは70年代。

「赤色エレジー」「最后のダンスステップ」に代表される初期のナンバーを中心に歌い、浅川マキさん、加藤和彦さん、忌野清志郎さんの思い出を語り追悼の意味も込めての渾身のステージでした。
21世紀に入つてから3回しか歌っていないという曲も含めて気がつくと3時間も経過。通常のステージでは味わうことの出来ない迫力に会場にいたお客様はじめスタッフまでみんなあがた森魚の世界に魅了されました。
今後も右岸の羊座では70年代の数々の自選曲を歌い続けていただこうとPART2、PART3も企画を立てています。今回見逃した方も次回は是非会場に足をお運び下さい。

*共演のギタリスト ガロート川村さん、PAを提供して下さったラブミー牧場の内海さんどうもありがとうございました。

あがた森魚 右岸の羊座ライブ開催決定!

         *****21世紀密航密漁漂流開始*****

             70年代自選曲集PART

今年はあがた森魚が音楽漂流を始めてから38年目。その足跡を振り返るとともにあがた森魚の70年代の
歌に焦点をあてた今宵限りの不思議なライブ。

  時:平成22年2月22日(月) 夜6:00開場 6:30開演

 料金:前売り2500円(当日3000円)
    *電話予約可(羊座)

 会場と問い合せ: 右岸の羊座 022(721)1094
          仙台市太白区越路1-3(越路郵便局向い)
          営業時間:午前11:00~午後8:00 
           ・木曜日が定休日になりました。

                        
   *尚 前売りは右岸の羊座、わでぃはるふぁ、火星の庭で販売しております。

1月の上映日数変更と2月の上映お知らせ



みなさんこんにちは。毎日の気温の変化で体調崩したりしていませんか。

1月29日、30日、31日に上映予定のアラカン映画「右門六番手柄」と「当り矢金八捕物帳」の
2作品は都合により次の日時の上映に変更になりました。
悪しからずご了承下さい。

1月30日(土)午後1:00~、1/31(日)午後1:00~の2回上映
*29日午後6:00~と30日午後6:00~の上映は2月の上映に変更になります。

**********2月の上映**********

アラカン(嵐寛寿郎)大暴れ4本立て

「鞍馬天狗 恐怖時代」 1928年 監督:山口哲平
「鞍馬天狗 横浜に現る」1942年 監督:伊藤大輔
2月11日(祝)午後1:00~
2月12日(金)午後6:00~

「右門六番手柄(仁念寺奇談)」1930年 監督:仁科熊彦
「当り矢金八捕物帳・千里の虎」1950年 監督:中川信夫
2月13日(土) 午後6:00~
2月14日(日) 午後1:00~

右岸の羊座1月の上映。


 

時代劇大剣技スター”アラカン大暴れ” 2本立て
・「当り矢金八捕物帳 千里の虎」(1950/87分/16ミリ)
監督:中川信夫 出演:嵐寛寿郎、宮城千賀子
”千里の虎”という謎の怪盗を、アラカン扮する”当り矢金八”が追う捕物帳。
・「右門六番手柄(仁念寺奇談)」(1930/75分/16ミリ/サイレント)
監督:仁科熊彦 脚本:山中貞雄 出演:嵐寛寿郎、原駒子
佐々木味津三の推理時代小説の映画化で、脚本は山中貞雄。大名行列を狙って橋が爆破されようとする寸前、右門が白馬で駆けつける。
1/29(金)         午後6:00~  1回
1/30(土)午後1:00~、午後6:00~  2回
1/31(日)午後1:00~           1回  2本立て ドリンク代込1500円
*チケット販売いたします。
連絡:右岸の羊座 022(721)1094

師走の羊座

昨年末、右岸の羊座にとって大変嬉しい二つの貸切イベントが飛び込んで来た。

一つは12/22「みやぎヒューマンドキュメンタリーを観る会」の忘年会である。
この会の発足2005年以来その上映作品は会員の方々のコンセプトがしっかりと表された
作品群で注目してきました。
「にがい涙の大地から」「六ヶ所村ラプソディー」「米軍再編 岩国の選択」・・・
そして昨年9月「水没の前に」。

誰も見ない映画は誰かが観なきゃならないんだ、
誰も上映しない映画は誰かが上映しなきゃ観れないんだ。をスローガンに然もドキュメンタリー
映画の自主上映という苦渋の道を選んだこの会の方々に陰ながら拍手を送り続けたいです。

もう一つの飛び込みイベントは年末の30日、東京で自主制作を続けている
節田 朋一郎監督(35歳・仙台出身)の「緑の果て、今日の夢」の上映会である。
監督の知人柴田環さんが「火星の庭」のブログで羊座のオープンを知り急遽上映実現にこぎつけた
との事。制作に係わった仙台のスタッフ、友人、家族の方々への感謝上映の意味もあったと監督の
言葉。羊座初の超満員の光景でした。

「映画の店、シネマカフェ」を標榜する右岸の羊座を選んで下さった事に感謝の気持ちを
表すとともに今後も多くのグループ、創り手の人々と交流する場所でありたいと考えています。
まだまだ子羊ですが少しづつ成長を続ける羊座を今後もヨロシクお願いします。

オープンから1ヶ月・・・

下記4作品の上映でスタートを切れたことを大変嬉しく思っています。

その1・極北のナヌーク(アメリカ/1922年/58分/サウンド版16ミリ)
監督・撮影:ロバート・フラハティー
ドキュメンタリー映画の父、フラハティーの傑作。厳しい自然の中で生きる
カナダの先住民イヌイットの家族の生活を尊厳と畏怖をもって描く。

その2・カメラを持った男(ソ連/1929年/67分/サイレント16ミリ)
監督・脚本:ジガ・ヴェルトフ  撮影:ミカイル・カウフマン
ゴダールに多大な影響を与え、今なお語り継がれるジガ・ヴェルトフの代表作。
ストップモーション、二重映しといったさまざまな技法が用いられる。まさに、
映画眼の試み。

その3・忘れられた人々(メキシコ/1950年/77分/16ミリ)
監督・ルイス・ブニュエル 脚本・ルイス・ブニュエル、ルイス・アルコリサ
撮影・ガブリエル・フィゲロア
メキシコのスラムに生きる若者たちを冷徹かつ幻想的に描く。カンヌ映画祭監督賞受賞。
ブニュエルを語る上では欠かせない作品。

その4・戦艦ポチョムキン(ソ連/1925年/75分/16ミリ)
監督・セルゲイ・エイゼンシュテイン
1905年に起きた戦艦ポチョムキンの反乱を元に制作。「オデッサの階段」といわれる
映画史上最も有名な6分間を含む今日の映画作家に多くの影響を与えた作品。
スターリン時代にはソ連国内でも政治的理由でオリジナルがカットされるなどしたが、
1976年に世界中に散らばったものから完全版を再構成。

右岸の羊座チャンバラ映画大会開催

クリスマスも終わりもう年末!今年は羊座を始めるに当たりとにかく変化の多い年でした。まわりの人達に支えられ何とか開店までこぎ着けました。本当に感謝します、ありがとう。
・年内休まず営業します。30日はPM1:00~貸切の映画上映があります。
詳しくは羊座まで022(721)1094
・年明け4日(月)から通常営業いたします。AM11:00~PM8:00まで
・来年のことを言うと鬼が笑うといいますが、1/30(土)、31(日)の2日間
「右岸の羊座チャンバラ映画大会」を開催します。
時代劇映画のスター”アラカン”こと嵐寛寿郎の戦前のサイレントも含む作品を
みんなで鑑賞しましょう。
料金・時間等は後日報告します。
作品・当り矢金八捕物帳 千里の虎1950/87分/16ミリ 監督 中川信夫
右門六番手柄(仁念寺奇談)1930/75分/16ミリ 監督 仁科熊彦
*サイレント
予定しています。

貴重な資料

先日映画を鑑賞に来られたお客さんから津村秀夫さんの新聞記事、小説のコピーをいただきました。

津村さんは「Q」の筆名で戦中・戦後にわたる硬派の映画評論家で、映画ファン以外にも知識人にも読者が多いことで知られています。戦前大学時代を仙台で過ごした内容の小説「月光」(上・下)は当時の仙台の街並み、学生時代の生活の様子が描かれている内容です。資料提供して下さったOさんありがとうございました。お話を伺っているとOさんの探求心に頭が下がる思いでした。

大ファン!

こんにちは。ブログの検索いつもありがとうございます。

昨日も極北のナヌーク、忘れられた人々の上映を終え少しホッとしています。鑑賞してくださった皆様、途中でリール交換などの中断するなかでもじっと待っていて下さり申し訳ありません。もっと経験をふんでスムーズな上映をできるようにしていきますので、今後ともヨロシクお願いします。
今回は店内の展示コーナーを撮りました。松田優作コーナーです。没後20年の今年沢山の書籍も販売されていることもあり、彼の生前の足跡、映画への情熱を感じて欲しいです。中学生からの20数年の優作ファンの私は彼のコーナーを店に作るのが夢でした。今後も彼の資料を充実させて行くつもりです。

お知らせ・12/23(水)午後1:00~ 戦艦ポチョムキン
カメラを持った男
極北のナヌーク  上映します。
3本1000円 (1作品鑑賞の時500円)
右岸の羊座オープニング記念上映アンコール!今年最後の上映です。

羊座のシネマコンパ


12/16(水)夕方6:30から 第一回シネマコンパ開催しました。
テレビドラマ「深夜食堂」流しのゴローちゃん登場の回を参加者全員で鑑賞後、いよいよシネマコンパの開催!
ライブから始まり「僕天」の上映をちょっぴりだけ再びライブでの約3時間。
あがたさんがお客さんからの直接の質問、感想などを聞きながら語りながらのまさに今宵限りの限定コンパでした。
参加者のお一人もうすぐ90歳になられるという女性の息子さんのジャズ演奏家だったというお話に対してあがたさんの受け答えがとても印象的でした。表現者としての喜び、苦悩が感じられた場面でした。
忘れられない会話の一場面になりました。

問い合わせ先:右岸の羊座 TEL022-721-1094