お勧め作品

  映画『召使』

羊座の常連О女史が自身の映画鑑賞歴の中から、再度観たい作品をピックアップ。購入し、羊座に寄贈して下さっています。

今回紹介するのが、『召使』(1968年、イギリス、115分、ジョセフ・ロージー監督)です。 結婚するために南米から帰った貴族トニーが、バレットという召使いを雇った。完璧な執事ぶりを示すバレットに、トニーは次第にすべてを任すようになる。やがて、二人の間には肉体関係さえ結ばれていった……。一人の召使いのために破滅していく貴族の斜陽を描いたサスペンス・ドラマ。(allcinemaより転写)

 

キネマ旬報社が映画館を運営

映画雑誌『キネマ旬報』を発行するキネマ旬報社が映画館の運営に参入します。

劇場は最大3スクリーンで、来春オープン予定。雑誌などと連動して新作や過去の名作を上映する。他の劇場運営や映画の上映会なども今後検討するという。

キネマ旬報 2012年10月下旬号 No.1622

詳しくはこちらをクリック↓

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG09031_Z01C12A0CR8000/ (日本経済新聞)

いよいよ明日から

明日10/7(日)から映画「ニーチェの馬」(2011年、ハンガリー・フランス・スイス・ドイツ、

154分、モノクロ、 タル・ベーラ監督)の上映が桜井薬局セントラルホールで始まります。

上映時間等はこちら                                    http://www.sakura-centralhall.jp/index.html (桜井薬局セントラルホール)

http://www.bitters.co.jp/uma/ (映画『ニーチェの馬』公式サイト)

ニーチェの馬.jpg

 

お勧め作品

映画 トム・ジョーンズの華麗な冒険

羊座の常連О女史が自身の映画鑑賞歴の中から、再度観たい作品をピックアップ。購入し、羊座に寄贈して下さっています。

今回紹介するのが、『トム・ジョーンズの華麗な冒険』(1963年、トニー・リチャードソン監督、イギリス)です。ヘンリー・フィールディングの原作『トム・ジョーンズ』をジョン・オズボーンが脚色、「長距離ランナーの孤独」のトニー・リチャードソンが製作・監督した風俗ドラマ。

ブルジョアの価値観とは対照的に自由奔放な生き方をつらぬいている主人公トム・ジョーンズがとても素敵です。

 

いよいよ明日から公開です。

ドキュメンタリー映画『津波のあとの時間割』の公開が明日初日を迎えます。上映後には、青池憲司監督の舞台あいさつがあります。

http://www.aftertsunami.net/ (映画『津波のあとの時間割』公式サイト)

上映期間中の15日・16日・17日の3日間、上映後のトークイベント<私の「津波のあとの時間割」―今、何を思う―>を、最終日21日には「震災ニュースを読む・番外篇」が開催されます。(映画を鑑賞頂いた方のみ参加頂けるトークイベントです。映画鑑賞時に配布される聴講券を見せて入場下さい。)問い合せ・022(721)1094 右岸の羊座まで

明日の羊座は午後2:00開店です。

映画『流れる』

近頃は女優・山田五十鈴さんを偲んで出演作品を出来る限り鑑賞しています。多数の作品の中から幸田文原作、映画『流れる』(1956年、117分、成瀬巳喜男監督)の山田五十鈴さんが私はとても好きです。柳橋の花柳界を舞台に、芸者置屋「つたの屋」に集う女たちを描いたこの作品。終盤の三味線を弾く五十鈴さんが最高にカッコイイです。

KATZさんのお勧め映画

オレンジと太陽

オレンジと太陽(2010年、イギリス、106分、ジム・ローチ監督)

【こんなお話】
イギリス、ノッティンガムでソーシャルワーカーとして働くマーガレットはある日、見も知らぬ
女性シャーロットに「私が誰なのか調べて欲しい」と訴えられる。幼い頃ノッティンガムの施設
にいた彼女は、4歳のときにたくさんの子供達とともに、船でオーストラリアに送られ、自分の
生まれも母親の居場所も分からないという。最初はその話を信じられなかったマーガレットだが、ある出来事を契機に調査を始め…(TBCみやぎ映画情報より転載)

【KATZの独断と偏見】
イギリスの巨匠ケン・ローチ監督の息子ジム・ローチの、長編劇映画初監督作品です。イギリスで強制的な児童移民があったとは、この映画を観るまで知りませんでした。ショッキングなテーマですが、不正義を告発しようという映画ではありません。抑制の効いた演出、巧みな脚本、説得力のある演技、メリハリの効いた映像、細部まで目の行き届いた映画作りは、静かな、しかし、圧倒的なパワーで観客に問いかけてきます。登場人物それぞれの心の深淵に迫ります。「人間を撮る」という言葉がぴったりな映画です。また一人、目が離せない監督が誕生しました。

http://www.sakura-centralhall.jp/joeichu.html (桜井薬局セントラルホール)

 

映画上映会『ぼくたちは見た-ガザ・サムニの子どもたち-』

6月2日(土)14時〜、エルパーク仙台ギャラリーホールにて上映会

前売1000円(「火星の庭」にて販売中)、当日1200円

主催:パレスチナと仙台を結ぶ会、協力:みやぎヒューマンドキュメンタリーを観る会

(2011年、日本、86分、古居みずえ監督・撮影)

親を亡くし、家も学校も破壊された子どもたち。しかし、ガザにはストリートチルドレンは存在しない。親を失い、兄弟を失っても、兄弟姉妹、いとこ、おじさん、おばさん、おばあさんといった大家族が彼らを引き取り、新しい家族としての“絆”を深めてゆく。封鎖されたガザでは、物資も少なく、日々の食事の支度もままならない。それでも、家族で食卓を囲み、瓦礫のあとで遊びながら、子どもたちはたくましく生きていく。

http://whatwesaw.jp/ (『ぼくたちは見た』公式サイト)