映画「花々の過失」上映報告

昨日19日(月)でドキュメンタリー映画「花々の過失」の上映は終了しました。

参加下さった皆さまありがとうございました。

友川カズキという歌手は圧倒的に若い世代に支持されているという事がわかったのが今回の上映会の感想であり、収穫だったと感じています。友川カズキをまだ知らない人びとへ今後も呼びかけて行けば、彼の存在感に圧倒されると共に魅了される事と思います。この流れは本物だと確信しました。

上映の回を増すごとに私自身も「花々の過失」の映像と、友川さんの歌が体に浸透していくのがわかり、いい時間を過ごせました。

友川カズキ「花々の過失」上映時間

アーティストドキュメンタリーシリーズ第一弾の3作品目

「友川カズキ 花々の過失」(ヴィンセント・ムーン監督・撮影、2009年、70分、日本・フランス)の上映時間は、

9月16日(金)、17日(土)午後6時半~

9月18日(日)、19日(月)午後3時半~の各日1回の上映になります。

前売・1000円(当日1300円) 問い合せ・右岸の羊座 022(721)1094。

映画「花々の過失」は、ひとりの日本人の熱い思いから始まった。ヴィンセント・ムーンに送った一通の電子メール。「友川カズキという日本のミュージシャンを撮影して欲しい」。招きに応じ日本にやってきたヴィンセントは、友川カズキの2週間の旅に同行し、その人生の、ほんの一瞬を切りとった。2週間という時間を短いというのは簡単だ。短くても、確実にそこに流れている時間。ひとすじの風が吹き抜ける。ひとりのミュージシャンの生きざまが重なる。

友川カズキ プロフィール

歌手・詩人・画家・競輪愛好家・エッセイスト・俳優・酒豪。1950年2月16日、秋田県山本郡八竜村生まれ。74年レコードデビュー。86年まではメジャーで、以降インディーズで計30作を超える作品を発表する。執筆活動や画家活動も並行して行い、1998年~2002年には東北放送のメインコメンテーターを務めた。最大の趣味である競輪に関する評論も多数あり、現在も「夕刊フジ」に定期的に寄稿中。2010年末には映画「花々の過失」が国内公開。同時に40年にわたる創作キャリアを総括した歌詞集「友川カズキ歌詞集 1974-2010 ユメは日々元気に死んでゆく」(ミリオン出版)を上梓。2011年1月には宇川直宏氏主催の「DOMMUNE」への出演を果たすなど、世代を超えてその表現者としての姿に注目が集まっている。最新アルバム「青いアイスピック」(PSFレコード)。

 

「暮らしのシェア」出演しました。

昨日夜、「3がつ11にちをわすれないためにセンター」にてユーストリーム番組「暮らしのシェア」に出演させて頂きました。

震災後の体験を元に、今後の生活のキーワードになる「コミュニティ」をどう作りあげていくのか?また「カフェ」などの人が集う場所の役割りは?などなど小野朋浩さん(小さな街主宰)とメディアテークの北野さんと約1時間程、お話をしてきました。羊座の宣伝も沢山して頂きました。

http://recorder311.smt.jp/にてご覧下さい。

 

映画「草間彌生 わたし大好き」報告

28日の上映会に参加下さった皆さま本当に有難うございました。羊座の活動当初から希望していたこの映画を上映することが出来て本当に嬉しく思っています。映画の中で垣間見る事の出来る、感情の動き、せめぎあいの中から生まれる作品の数々には本当に圧倒されてしまい、日常生活の様子では人間味溢れる姿に大変な親近感をおぼえました。とても見応えのある作品でした。

上映当日の朝、「今日の1時からの上映に伺いたいのだけれど、以前草間彌生さんの展覧会を企画したことがあって、彼女と撮った写真を持参しても良いかしら」との電話が羊座に入りました。驚いたものの、とても嬉しい申し出に「是非お願いします。」との返事をしました。電話の女性はアート・ディレクターのお仕事をされていて、草間彌生さんはじめ数々の現代美術作家との親交を深められ、現在は仙台在住とのお話でした。1回目上映後に、Oさんに少しだけ草間さんとの交流談や展覧会を企画した際の経緯などお話頂きました。映画の後に貴重な話しを聞くことが出来て、参加頂いた方々もきっと印象深い上映会になった事と思っております。Oさん本当に有難うございました。

*現在、スペインを皮切りに(ヨーロッパ、アメリカを巡回)草間彌生回顧展が開催されていますが、8月6日~11月27日までは東京・ワタリウム美術館にて「草間彌生 Kusama’sBodyFestival in’60s展」開催中です。