『阪神大震災 再生の日々を生きる』上映会

5日(土)の記憶のための連作『野田北部・鷹取の人びと』に引き続き、青池憲司監督作品の上映会が12日(土)午後2時から右岸の羊座で行われます。

*河北新報(11月4日朝刊17面)、毎日新聞(11月4日22面希望新聞に掲載)、河北ウィークリーせんだい(11月10日8面)で今回の上映会が紹介されています。

 

 

 

 

  

 

また5日の上映後、青池監督から「石巻撮影報告14」と題したメールがありました。

羊座での上映会の事や、その後の仙台駅での再会のエピソードが書かれていました。

↓メールの内容から一部紹介いたします。

5日に仙台の「右岸の羊座」というチャーミングなシネマカフェで、「阪神大震災 記録映画から学ぶ」と題する催しがありました。野田北部を記録する会が製作した、記憶のための連作『野田北部・鷹取の人びと』第14部証言篇をメインに神戸映画資料館の安井喜雄さんが16ミリフィルムで撮った阪神大震災直後のまちの『記録』(未編集、サイレント)、いま、石巻で撮影中のドキュメンタリー映画の予告篇『わたしはここにいます〜石巻・門脇小学校・夏』の3本を上映し、わたしは、それらの映画(16年11か月前の震災と7か月前の震災)を繋ぐ話をしました。

被災地石巻から出てきて、被災地仙台で、安井さんのフィルムによる被災地KOBEの映像を観ているうちに、きのうのごとく、ということばがうかんできました。
あれ(阪神)は不意打ちの災害でしたが、これ(東日本)はくることが想定されていた災害です。
にもかかわらず、犠牲者はまちにあふれました、きのうのごとく。

じつに親近感あふれる上映会を打ち上げて、仙台駅へ向い、神戸からの来訪者・石井修さんと合流。やあやあ、という間もなく、わたしの前にあらわれた人がいました。野田北部まちづくり協議会会長の浅山三郎さんです。なんと、まあ! 同行者がいることを告げられてはいましたが・・・
さっきまで、右岸の羊座のスクリーンのなかで浅山さんと対話していたというのに。
おふたりは東日本被災地訪問の一つに、青池組激励をくわえてくださったのです。
ありがとうございます。呑めない(呑まない)浅山さんを挟んでではありましたが、おおいに呑み、語りました。この日、すばらしい仙台の昼と夜をすごしました。
青池憲司